2016/11/28
ETCカードがあれば、ドライブ中に混雑した料金所で待つことなく、スムーズに通過できます。
ETCカードはクレジットカードから追加発行してもらうのが一般的で、八十二銀行ではDCカードを持っていれば申し込みが可能です。
ETCカードとは
ETCカードは、有料道路の渋滞を防止するために開発された、料金支払を自動化するカードです。
利用するにはまず自動車に「ETC車載器」を設置し、そこに料金決済に必要な情報がインプットされた各自のETCカードを挿入します。
この状態でETC対応の料金ゲートを通過すれば、電波によって自動的に料金精算が行われるので停車することなく料金所を通過できます。
ETCが開発される前は車を一旦停車させて窓を開け、現金を手渡して料金を精算していたので時間がかかっていましたが、ETCカードが出てきてからはスムーズに通過できるようになりました。
渋滞の緩和に加え、排気ガスの低減によって周辺環境の改善の効果も得られているといいます。
ETCを導入するには
ETCを導入するためにはETCカードと自動車に取り付けるETC車載器が必要です。
ETCカードを入手するには
ETCカードは銀行やカード会社から申し込めます。
ETC機能のみのパーソナルカードもありますが、クレジットカードを作ったうえで追加発行するのが一般的です。
もしすでにETC対応のクレジットカードを持っていれば、そのカードから追加発行できます。
持っていない場合はクレジットカードの申込時に、一緒にETCカードも申し込みましょう。
八十二銀行で申し込むにはDCカードの本会員または家族会員になっている必要があります。
ETCカードの新規発行には1枚につき1000円手数料がかかりますが、ゴールドカード、ゴールドカードヴァンの会員の場合は無料で作れます。
年会費は無料です。
導入にはETC車載器も必要
ETCカードを使うには、車にETC車載器を取り付ける必要があります。
ETC車載器は車の知識があれば個人で取り付けることもできますが、ETC車載器に使用する車に関する情報などの各種データを入力するセットアップは特殊な技術が必要になるので、カー用品店や公認の登録店などに依頼することになります。
車載器は現在10以上のメーカーから発売されていて、安いものだと5000円から、高いものでは20000円と価格はまちまちです。
ETC車載器には自動車本体と車載器が一体化しているビルドインタイプと、アンテナと本体が一体化している2ピースタイプ、アンテナと本体が分離している3ピースタイプの主に3種類があります。
ビルトインタイプはディーラーオプションとなる純正品として提供されていることが多いです。
車と一体化しているのですっきりとした車内にすることができ、長期間保証もついているというメリットがあります。
2ピースタイプは取り付けが簡単で、ETCカードの出し入れもしやすいです。
しかし、通信の兼ね合いでダッシュボード上の目立つ場所に置かなければならないため、あまり一般的ではありません、
3ピースタイプは現在主流になっている車載器です。
3ピースタイプの中でもスタンドアローンタイプとカーナビ連動タイプに分かれているので好きな方を選びましょう。
スタンドアローンタイプはカーナビなどの他の装置に関係なく単独でも動作する車載器で、コストパフォーマンスが高いのが魅力です。
カーナビ連動タイプはスタンドアローンタイプの機能に加え、カーナビと連携させることによってさらに便利に使えるタイプです。
いつでも知りたいときにカーナビ画面でETC履歴の表示ができます。ただし車載器に対応していないカーナビもあるので注意してください。
ETCには割引制度も
ETCはただ便利なだけではなく、割引がされるので現金で支払うよりもお得に利用できます。
割引には以下の様なものがあります。
- 休日割:土日祝日の0~24時の間に利用すると最大で50%オフになる
- 通勤割引:朝6~9時、夕方17~20時の走行だと最大50%割引される
- 深夜割引:深夜0~4時の間の走行で最大50%割引される
- 平日昼間割引:月曜日から金曜日の6時~20時に走行すると最大30%オフになる
- 平日夜間割引:月~金曜日の4時~6時、20時~24時の走行が最大で30%オフになる休日夜間割引:土日の22時=24時の走行が最大30%オフ
便利でお得なETCを導入しよう
ドライブをスムーズにいかせるためにも、料金を安く抑えるためにも、ぜひETCカードを用意しておきましょう。
特に高速道路をよく使う人は絶対に導入しておきたいシステムです。
カードは基本的にクレジットカードに追加して発行してもらいます。
八十二銀行ではDCカードを持っていれば追加で発行してもらえるので、ぜひ行ってみてください。