八十二銀行カードローン徹底研究ガイド

八十二銀行のカードローンについて徹底的に研究をしてみました。八十二銀行のカードローン商品は、〈はちにのかん太くんカード〉と〈ニューマイティー®〉の2つがあります。それぞれのカードローンの特徴や他社との違いについての情報を掲載しています。

財形預金でお得に積立を行おう

time 2017/05/22

財形預金でお得に積立を行おう

基本的な貯蓄の方法は、銀行などに入ったお給料を自動振替などで、コツコツと貯蓄する自動積立などを行うことが多いかと思います。

そんな積立方法の中でも財形貯蓄は手間のかからない他にも、メリットある貯蓄方法となっています。

財形預金とは?

財形預金とは正式名称を勤労者財産形成貯蓄制度と言い、1971年に勤労者財産形成促進法によってできた制度になります。

特徴としては利用できるのが事業者に雇用されている勤労者に限定されており、事業主から支払われる給料や賞与などから天引きされる形で貯蓄が行なわれます。

そのため利用できるのは、民間の会社員や公務員のほかにも、継続した雇用が見込まれている派遣社員やパートタイマー、アルバイトなどに限定されており、自営業者や会社の役員、自由業者などの人たちは雇用の対象ではないので利用することはできません。

この他にも、最大で550万円までは非課税で貯蓄が行えるという特徴がありますので、通常の預金よりも無駄なく貯めることができるという特徴があります。

種類も保険会社が扱う保険型から、銀行や証券会社の扱う貯蓄型の二種類にわけられます。

八十二銀行は名称の通り銀行ですので、貯蓄型のプランが用意されています。

八十二銀行の三種類の財形預金

八十二銀行の財形預金は財形住宅預金と財形年金預金、一般財形預金の三種類があります。

貯蓄の方法としては同じですがそれぞれ利用目的に応じた使い方があります。

財形住宅預金

財形住宅預金はマイホームを持つことを目的とした貯蓄プランの一つで、お給料やボーナスからの天引きで無理のない資金作りを行えるようになっており着実に資金を貯めることができます。

条件は満55歳未満のお勤め人で、積立方法は給料やボーナスからの天引き、期間は原則5年以上と決まっています。

また非課税の対象になっており、財形年金預金と合わせて550万円までは課税対象にはなりません。

利用条件は持ち家の取得、増改築の費用に限定され手織り、引き出し時には住宅取得などの書類による確認が行われます。

この他にも条件に新築、建て替え、築後20年、耐火構造25年以内もしくは地震に対する安全基準を満たした中古の住宅の取得と、75万円以上かかる改築の費用に限定され、土地の取得やセカンドハウスの取得などには利用できません。

財形年金預金

こちらのプランは、退職後の年金として利用のできる財形預金となっています。

利用の条件は満55歳未満のお勤めの方で、お給料とボーナスからの天引きによる積立になります。

期間は5年以上で、非課税限度額が財形住宅預金と合わせて550万円までと基本的には財形預金と同じ仕組みになっています。

ただし、こちらは年金としての利用になりますので、満60歳以上から5年以上20年以内の年金受取期間と、3ヶ月毎の指定口座への振込という受取方法があります。

目的外の引き出しの場合について

この2つの財形預金は目的外の引き出しも可能です。

ただし、その場合は利息に対して引き出し日から5年間遡った国税15.315%と、地方税5%の源泉分離課税が発生します。

ご利用の際にはこの点に注意しておくといいでしょう。

一般財形預金

一般財形預金は、財形住宅預金と財形年金預金とは少し事情の違うものになっています。

まず利用条件にお勤め人の方で特に年齢の制限はありません。

預け入れ方法はこれまでと同じ給与、賞与からの天引きで期間が3年以上となっています。

そして最も違う点が、明確に利用方法が決まっていないので特に引き出しに対する条件がないということです。

最初の預入から1年経過した後に1日1回1円以上引き出すことができます。

そのため、結婚やお子様の教育、海外良好と言った資金にすることもできます。

ただし、他のものと違ってこの預金には国税15.315%地方税5%の源泉分離課税が発生します。

財形貯蓄のもう一つのメリット

財形貯蓄を利用しているのであれば、ある融資が受けられます。

それが独立行政法人の住宅支援機構と勤労者退職金共済機構の融資です。

共に住宅に関連する財形住宅融資と、財形持家転貸融資という融資を受けることが可能になっており、条件は財形貯蓄を一年間続けていることと申込日前2年以内に財形貯蓄の預入を行った残高が50万円以上、勤務先から住宅手当、利子補給、社内融資などを受けている、申込日現在の年齢が70歳未満で完済時が80歳までと言った条件があります。

この他にも子育て中や、中小企業にお勤めの方であれば金利の下がるプランもあります。

興味のある方はお問い合わせしてみてはいかがでしょうか?

このように財形貯蓄預金を利用する時は、利用の方法が決まっているが、税金に優遇されている財形住宅預金と財形年金預金。

税金が発生するがどんな方法にも利用できる一般財形預金の2つがあることを覚えていくといいでしょう。

最終的にどのように利用するかを決めておいての利用がお得です。

また財形預金は八十二銀行のATM手数料割引サービスの対象にもなっています。

こちらの銀行をよくご利用になるのでしたら財形預金でお得に貯蓄を行ってみてはいかがでしょうか?