八十二銀行カードローン徹底研究ガイド

八十二銀行のカードローンについて徹底的に研究をしてみました。八十二銀行のカードローン商品は、〈はちにのかん太くんカード〉と〈ニューマイティー®〉の2つがあります。それぞれのカードローンの特徴や他社との違いについての情報を掲載しています。

八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」の返済方法

time 2016/11/10

八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」の返済方法

八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」の返済方法についてご紹介します。
第1章では「どこで返済するのか?」という疑問について解説します。
第2章では、金利等も絡めて「どんな風に返済は進むのか」を解説します。

八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」の返済はどこでする?

まず、八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」には口座引き落としや、振り込みはありません。
必ずどこかの店舗に出向いて、カードを使ってATMで返済しないといけません。

正直かなり不便ではあります。
この辺の利便性はやはり大手銀行より劣る部分と言わざるを得ません。
しかし、実は大きなメリットもあるのです。

その話は第2章でします。
ひとまず、どこで返済出来るのかを見ていきましょう。
ちなみにいつまでに返済すればいいのかという話はこちらで解説してます→【八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」の返済日はいつ?

八十二銀行のATMで

近所に八十二銀行のATMがある方は、そのATMで返済をします。
八十二銀行内にあるATMに限ったものではなく、例えば西友などのスーパーの中に設置されているATMでも返済可能です。

なお、八十二銀行ATMの画面の中には「返済」のボタンはありません。
「お預け入れ」のボタンを押して手続きします。
「あれ?返済ボタンがない?」と慌てないでくださいね。

持っていくカードを間違えないよう注意

上記の通り、「返済」ではなく「お預け入れ」のボタンを押して手続きします。
わざわざこんなことを書いたのには理由があります。

「はちにのかん太くんカード」と「普通の八十二銀行キャッシュカード」を間違えてしまうというトラブルが、稀に起きてしまうからです。

どちらのカードでも「お預け入れ」手続きは出来ます。
ただ、当たり前のことですが、「普通の八十二銀行キャッシュカード」に預け入れをしても、預金が増えるだけです。
「はちにのかん太くんカード」で借りた分の返済にはなりません。

特に1回目の返済では、どんな画面遷移するか知らないですから、気付かないまま帰ってしまう人もゼロではありません。
本人はきちんと返済したつもりでいるのに、記録上は滞納扱いになってしまう恐れもあります。
ご注意ください!

提携コンビニのATMで

「近所に八十二銀行の店舗ないんだけど…」
という方は、提携コンビニのATMで返済をします。

利用出来るコンビニはローソンATM、セブン銀行ATM、イーネットATMです。
下記の画像のマークがついているATMならOKです。
かん太くん提携ATM

八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」の返済はどういう仕組み?

八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」の返済方式は、毎月決まった金額を返済します。
いわゆる「約定返済」方式です。

いわゆると言われても「なんのこっちゃ?」という人のために、詳しく解説します。

約定返済=固定ルール

約定返済という小難しい言葉で言うと分かりにくいですよね。
「固定ルールに則って返済していく」ぐらいに思っていただければOKです。

この場合の「固定ルール」というのは、銀行の方で予め決めているルールという意味です。

最低返済額で返していくのが基本ルール

「はちにのかん太くんカード」で借りている金額が10万円以内なら、毎月の返済額は2,000円。
10万円~20万円なら4,000円。
このようにルールが予め決められています。

そして、このルールは固定です。

例えば、あなたが15万円借りたとします。
1年ちょっと、毎月4,000円返済し続けて、借金の残りが10万円を切ったとします。

すると、翌月からの最低返済額は自動的に2,000円に切り替わります。
これまでは4,000円返さないとダメでしたが、最低でも2,000円返せばその月の返済はOKという風に変わるのです。

約定返済のメリット・デメリット

最初に固定ルールを把握すれば、今月の返済額がいくらなのか、分からなくなりにくいというメリットがあります。

しかし、一方で、「元金もきちんと減っていくような返済額ギリギリライン」で設定されるというデメリットもあります。
言い換えると、「一番返済期間が長くなるような返済方法」です。

つまり「出来る限り利息が多く発生するルール」ということです。

このルールの意味を知らないと無駄に利息を払うことになってしまいます。

ATMでの返済なのでまだ良心的

ただ、「はちにのかん太くんカード」が特別悪どいシステムなわけではありません。
最近の銀行カードローンのほとんどはこのシステムです。

むしろ、「はちにのかん太くんカード」の場合、自動引き落としではない分良心的です。
自分でATMへ行き、自分で返済する額を入金する方式だから、最低返済額に関わらず4,000円のまま返済し続けることも可能です。

これが冒頭で言った、「ATM返済しかないことのメリット」です。

大手メガバンクでは、「今月から2,000円になりますよ!」といった告知も特にないまま、自動で最低額だけを引き落とします。
自分で「あと残高どれぐらいかな?」と確認しない限り気付かない怖いシステムです。

まとめ

  • 振り込みや引き落としはない
  • ATMからの返済のみ
  • 約定返済が基本
  • 自動引き落としじゃない不便さが、実は良心的かも?

店頭に出向くという手間は煩わしいかもしれませんが、毎月きちんと自分でいくら返済しているかの「確かさ」を感じられるのは大切なことです。
なんでもオートマチックに進められてしまうシステムは、便利でもあるけど、怖いことでもある。
このことを踏まえて「はちにのかん太くんカード」の利用を検討してみてください!