2016/11/28

八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」はおまとめローンとして使えます!
とはいえ、おまとめローン専用商品というわけではありません。
ここでは、八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」と、おまとめローン専用商品がどう違うのか?
そして、八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」を、おまとめローンとして使うメリットはあるのか?
この2点について解説していきます。
目次
八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」とおまとめローン専用商品の違いは?
八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」の最高融資額は500万円です。
これだけあれば全ての借金を一本化して、八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」でおまとめすることは可能ですね。
しかし、世の中には「おまとめローン●●」といった、おまとめローン専用商品も多数存在しています。
そんな専用商品とは何が違うのでしょうか?
融資の前提が違う
そもそも、八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」は、名前の通り「カードローン」です。
前提としては、カードを使って、借りたり、返したりを繰り返すことを想定している商品です。
(一度借りたきり、二度と借りなくてももちろん問題ありません)
よって、返済にかかる期間としては短期、中期(数ヶ月~3年程度)がメインです。
これに対して、おまとめローンは、「一度にドカッと貸して、長期的に返済してもらう」が前提となっています。
お金の借り方が違う
前提の話の中でも書きましたが、カードローンは、カードを使ってATM等からお金を引き出す借り方です。
対して、おまとめローンは、銀行口座に現金が振り込まれる借り方となっています。
このことからもカードローンは、一度にまとまった額を借りることは想定されていないことが分かりますね。
八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」のカード自体は、八十二銀行ATM以外でも、提携コンビニATMで利用できます。
しかし、各ATMによって1日に引き出せる金額に制限がかかっています。
コンビニATMで「はちにのかん太くんカード」を使って、借り入れをする際の限度額を掲載します。
イーネット | 20万円 |
ローソンATM | 20万円 |
セブン銀行ATM | 50万円 |
例えば、他の消費者金融等からの借り入れが100万円あって、それを一本化したいとなるとコンビニATMめぐりをしてもダメですね。
八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」をおまとめローンとして使うメリット/デメリットは?
純粋なおまとめローンとしては、正直使いにくいと言わざるを得ません。
それでも八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」をおまとめローンとして使うのは、メリットがあるのか?
この点を考えてみました。
メリット:審査に通りやすい
以前書いた【八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」の審査は通りやすい?】にもある通り、八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」は審査に通りやすいのです。
他の銀行カードローンと比べても審査に通りやすいですが、それだけでなく八十二銀行が扱っている他のローンと比べても、審査基準が緩いのです。
八十二銀行では、「おまとめ目的OK」と明記されている「八十二銀行フリーローン」もあります。
(※詳しくは【八十二銀行のカードローンとフリーローンは何が違う?】この記事で書いています)
おまとめローンを探しているということは、現在他社からの借り入れがあるということですよね。
他社からの借り入れがあればあるだけ、審査においては不利になりがちです。
そう考えると、審査が緩いと評判の八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」を、おまとめローン目的で申し込むメリットは十分にあると言えます。
どんなに優れた商品でも、審査を通してくれない、お金を借りられないのでは無意味ですから。
メリット:消費者金融より金利が下がるので返済しやすくなる
繰り返しになりますが、八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」は、おまとめローンとしての利便性は低いです。
しかしそれでも、今、消費者金融等から年率18%、20%で借りている方には、最低でも利息が4%近く下がるのは大きなメリットのはず。
多少面倒くさい手間がかかったとしても、最終的に支払う利息額や、月々の返済のしやすさを考えると、圧倒的にお得です。
例えば100万円の借り入れを年率18%で返済していくと、最終的な返済総額は141万円になります。
月々の返済額も約3万円となかなかの高額です。
これが14.5%になると、返済総額は132万円。
八十二銀行カードローン「はちにのかん太くんカード」をおまとめローンとして使うと、なんと9万円もお得になるのです。
3ヶ月分ぐらいの食費が丸々浮くと考えると、かなり大きいのではないでしょうか?
やってみる価値は十分あります。
デメリット:高額融資は受けにくい
先述の通り、元々カードローンは一気にドカッと貸すことを想定はしていない商品です。
初回申し込みの場合だと50万円ぐらいしか借りられない可能性が高いです。
今の借金の残高にもよりますが、状況次第では全ての借金を一本化するのは難しいかもしれません。
ただ、一社分だけ乗り換えるのも、決して無駄ではありません。
一社分だけであろうとなんだろうと、利息が下がるなら損なことは何もないです。
まとめ
- おまとめローンの代わりになる
- おまとめローンとしての利便性はあまり高くない
- 何よりも審査の通りやすさが武器
- 現在の借り入れ元が消費者金融なら、検討の価値アリ
以上です。